2023-05

プロジェクトチームの血と汗と涙の記録 「老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界」

この本を読んだきっかけ 有隣堂さんは、神奈川県在住の私にとっては、とても馴染み深い書店でした。さらに就職後は仕事上でも関わることがあり、ますます身近に感じていた存在でもありました。 今でもよく書店に足を運んでいるのですが、そこ...

ナチスに立ち向かった信念の指揮者フルトヴェングラーの言葉 「音と言葉」

この本を読んだきっかけ 私は幼少期からピアノを習っていたおかげで、クラシック音楽には親しんできた方なのですが、演奏者や指揮者についての知識がからきしで、やっと最近意識して見るようになったところです。 そんななか、先日NHKのド...

元特殊部隊隊員らによる超実践的危機管理法 SOU、二見龍「君にもできる 刃物犯罪対処マニュアル」

こちらを読んだきっかけ 最近、強盗なども増えてきて、治安が悪くなってきたような気がして、怖いですよね…物価は上昇しているのに、給料はなかなか上がらず、気持ちがすさみがちな世の中なのかもしれません。 こうなると、いつどこで危険に...

西田幾多郎入門はこちらで! 永井均「西田幾多郎 言語、貨幣、時計の成立の謎へ」

こちらを読んだきっかけ こちらは、以前NHK出版から出ていた哲学のエッセンスシリーズの中の1冊として刊行された、「西田幾多郎 〈絶対無〉とは何か」に加筆修正し、文庫化されたものです。 私が読んだのはこの原本の方でした。大学生の...

“なぜか満たされない”の根本とは 國分功一郎「暇と退屈の倫理学」

この本を読んだきっかけ この本、実はかなり前から気になっていました。 大きな書店の哲学コーナーでは大抵平積みになっており、タイトルもさることながら、この特徴的な表紙に惹きつけられていました。しかし、いつか読もうと思いつつなかな...

遠藤周作、またの名を狐狸庵先生 遠藤周作「ぐうたら人間学」

この本を読んだきっかけ 遠藤周作といえば「沈黙」、または「海と毒薬」といった、重々しい小説が思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。キリスト教信者ということで、宗教的な作品が多い印象です。 私は高校の時の課題で「沈黙」を必ず読...
必読書150

実の親を山に棄てる 深沢七郎「楢山節考」

この本を読んだきっかけ こちらを読んだきっかけですが、例によって「必読書100」に入っていたことです。 タイトルからはすぐに内容が浮かんでこなかったため、単純に読みたいリストに載せていたのですが、「必読書100」の...