【番外編:ネタバレ注意】やっぱりスラダン最高! 映画「THE FIRST SLAM DUNK」

映画

スラダンファンガチ勢としては歓喜の映画化!

先日、スラムダンクの映画を鑑賞してきました!
(本じゃないじゃないか、と言われそうですが、元が漫画(本)なので勘弁してください)

実はスラムダンクはジャンプ連載時からの大ファンでして…
最初はアニメから入りましたが、追って漫画も買いはじめ、山王戦の最後の方でとうとう連載に追いついてしまい、最後の方はジャンプを毎週楽しみに買っていました(しかしこれが数秒単位でしか話が進まなくて!毎回次が気になってハラハラしていたのもよい思い出。)。
ただ、当時幼稚園から小1くらいのチビッコだったもので、正直内容は正しく理解できていたかどうか(^^; それにしたって知識不足を補ってあまりある面白さでした。スラダンの影響で小学校入学とともにミニバスにも入りました!(しかし残念ながら才能がなかった…汗)
グッズも買い漁りました。実家にはおそらくあるでしょう。

おまけに、私は神奈川県出身でして、神奈川県が舞台ということで、無駄に誇らしげに感じたものです…鎌倉の近くに住んでいたので、漫画にも江ノ電が出てきたりして、うれしかったなぁ。

ちなみに私の推しは流川くんと、翔陽の藤真君でした(メンクイ)。藤真君のグッズなかなかなくて、あれば即買いしてたなぁ~。
母親は三井寿推しでしたね~

自分の話はおいといて、映画の感想!(以下ネタバレ注意)

本当になんの事前情報も入れていなかったせいで、原作者の井上雄彦さん自ら監督・脚本を務めていることも知らず、「この話は、原作者納得してるんかなぁ?」とかアホなことを考えながら観てしまいまいした汗。
原作者自らメガホンを取っているなら、そういった心配はご無用!安心して観ることが出来ますので、これから観る方はそこは覚えていってほしいです。。。

何が主に描かれたのか?

映画で描かれていたのは、漫画での最後の試合、インターハイ2回戦目で激突した、
秋田県代表 山王工業との死闘!

確かに、アニメ版ではインターハイ出場前で完結してしまったし、山王工業戦は漫画でも全31巻中6巻分ほどを費やした大一番ですので、やはり途切れのない映画で描くのがベストだな、と思いました!

主人公は桜木花道?

漫画どおりであれば、主人公である桜木花道が主役であるのが当然、なのですが、今回の主人公はなんと宮城リョータ
正直、原作ではあまりメインに躍り出ることの少なかったキャラクターだったように思います。
ですが、赤木達3年が抜けた後、次期キャプテンとなる人物です。

漫画ではほとんど描かれなかった(と思われる)生い立ちがここで明かされることになります。
試合中に差し込まれる過去のエピソードが、話をさらに盛り上げます。

とはいえ、宮城くんだけにフォーカスしたわけではありません、各人物にフォーカスしたエピソードも随時挿入されていますので、宮城くん以外を推している人も満足できる内容だと思います!

映像の美しさ、臨場感

私はアニメをあんまりたくさん観ていないので、一見してそうだとはわかりませんでしたが、今回の映画は3DCGを活用したということで、通常のアニメよりも立体感のある、臨場感のある映像になっていたように思います。
最初映画が始まったときは「ん?」と思いましたが、特に違和感はありませんでした。

プレイの動きも自然で、実際のバスケの試合を見ているかのような見ごたえ感がありました!
スポーツ漫画って、「いや、そんなの不可能やん」っていう技が出てきたりするものもあって、それはそれで面白いのですが、個人的にはリアルな感じの方が好きなので、こういうところもスラダンのいいところです。

メインキャストの声優変更の違和感は?

ガチガチにアニメを見ていた私の意見としては、あんまり気になりませんでした。
しいて言えば、花道の声はもっとバカっぽかった気がしますが少し落ち着いたトーンに聞こえたのと、安西先生もあの体型から想像するよりはクールな声だな、と思った程度でした。

惜しむらくは……!

全体として超満足したのですが、個人的にちょっぴり残念だと思ったのは、
山王工業の監督の敗戦後の言葉。

「はいあがろう。「負けたことがある」というのが いつか 大きな財産になる。」

実は、私は安西先生の「諦めたらそこで試合終了」よりもこの言葉が好きです。
(負けてばかりの人生なので…)

最強の、優勝候補である山王を率いてきたにも関わらず、まさかの敗北を喫した堂本監督。これまでの積み重ねてきた年月とショックの大きさを考えると、ちょっと言い方が軽く聞こえてしまいました。
あくまで、思い入れのある私個人の意見ですよ!

「THE FIRST」の意味とは…?

ここがなかなか謎の部分ですが、タイトルの“FIRST”、何が“FIRST(最初)”なのか?という点。
宮城リョータが湘北のイニシアチブを取り始めましたよ、という点での“FIRST”?
それとも、ここを皮切に、主要メンバーをそれぞれメインにした作品を“SECOND”“THIRD”…と続けるという意味なのか?

個人的には、ラストが非常に驚かされる展開なのですが、ここから来ているのかな?と思いました。
ある意味で“初戦”という意味なのかなと。

まとめ

いや~、ガチファンとしては、ほんと感動する内容でした。よかった!!
結構ずっと鳥肌が立っていました。
漫画を読んでる人も読んでない人もぜひ観てほしいし、漫画を読んでいない人はここからぜひ全巻読んでほしい。日本人の一般常識だと思います!