必読書150

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自身の記憶と、女性への恐怖と 古井由吉「円陣を組む女たち」

この作品に触れたきっかけ 今回読んだ「円陣を組む女たち」は、本ブログではすでに数回取り上げた、「必読書150」の中にあった作品です。 私は上の必読書をすべて読むチャレンジ中なのですが、「必読書150」の中では現在は入手...
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今、まさに読まれるべき詩 「パウル・ツェラン詩文集」

吸い寄せられた一冊 先日、2023年の代官山蔦屋書店はじめをしてきました。お洒落で、書店員さんのこだわりが随所に見られて、いつ行ってもワクワクします。 そんななか、外国作家の書棚を見ていた時に、目が合ったのがこちら。実は、もと...
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ロシア文学のルーツ的作品 ゴーゴリ「外套」

「われわれは皆ゴーゴリの『外套』の中から生まれたのだ!」 上記はドストエフスキーの言葉とも、外交官ヴォギュエの言葉とも言われますが、要は後年のロシア文学は「外套」の影響を色濃く受けているという意だそうです。 こちらを読むきっか...
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このリストの本を読まないのはサルである!?「必読書150」

これを読んでおけば安心!なブックリスト 最近、「タイパ」という言葉があるそうですね。タイムパフォーマンス(時間対効果)の略で、かかった時間に対する効果の程度を表すということで、この「タイパ」を意識した行動が増えているとか。 実...