健康になりたい 風邪は自然の健康法である 野口晴哉「風邪の効用」 この本を読んだきっかけ この本、よくちくま文庫フェアなどで見かけていて、平積みにもなっているので、以前から気になっていました。雑誌のおすすめ本特集などでも時々見かけていました。 実は私も病気に身を任せるところがあり、風邪を引い... 2023.06.25 健康になりたい本
本 障害者との関わり方についての鋭い問題提起 大江健三郎「他人の足」 この本を読んだきっかけ 以前このブログでも紹介しましたが、「万延元年のフットボール」を読み、強烈なインパクトが残った大江健三郎さん。 別の作品も読んでみたいと思っていたところ、ある障害に関する動画を見た際コメント欄... 2023.06.11 本
本 苦しむ人への福音書 ロマン・ロラン「ベートーヴェンの生涯」 この本を読んだきっかけ 私はもともとピアノを習っており、ピアノ曲は人よりも聴く機会が多くありました。そのなかでも好きだったのがドイツ音楽。最後のピアノの発表会で弾いたのは、ベートヴェンの「悲愴」第三楽章でした。思えばその時からベート... 2023.06.05 本
本 さらば森田も実はエッセイを書いていた 「メンタル童貞ロックンロール」 この本を読んだきっかけ さらば青春の光の森田哲矢さんといえば、テレビで見ない日はないほどの売れっ子芸人です。名前でピンと来なくても、顔を見ればあぁ、あの人か!と思う人も多いでしょう。 何を隠そう、私は1年前くらいから森田さんの... 2023.06.01 本
本 プロジェクトチームの血と汗と涙の記録 「老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界」 この本を読んだきっかけ 有隣堂さんは、神奈川県在住の私にとっては、とても馴染み深い書店でした。さらに就職後は仕事上でも関わることがあり、ますます身近に感じていた存在でもありました。 今でもよく書店に足を運んでいるのですが、そこ... 2023.05.28 本
本 ナチスに立ち向かった信念の指揮者フルトヴェングラーの言葉 「音と言葉」 この本を読んだきっかけ 私は幼少期からピアノを習っていたおかげで、クラシック音楽には親しんできた方なのですが、演奏者や指揮者についての知識がからきしで、やっと最近意識して見るようになったところです。 そんななか、先日NHKのド... 2023.05.23 本
本 元特殊部隊隊員らによる超実践的危機管理法 SOU、二見龍「君にもできる 刃物犯罪対処マニュアル」 こちらを読んだきっかけ 最近、強盗なども増えてきて、治安が悪くなってきたような気がして、怖いですよね…物価は上昇しているのに、給料はなかなか上がらず、気持ちがすさみがちな世の中なのかもしれません。 こうなると、いつどこで危険に... 2023.05.19 本
本 西田幾多郎入門はこちらで! 永井均「西田幾多郎 言語、貨幣、時計の成立の謎へ」 こちらを読んだきっかけ こちらは、以前NHK出版から出ていた哲学のエッセンスシリーズの中の1冊として刊行された、「西田幾多郎 〈絶対無〉とは何か」に加筆修正し、文庫化されたものです。 私が読んだのはこの原本の方でした。大学生の... 2023.05.16 本
本 “なぜか満たされない”の根本とは 國分功一郎「暇と退屈の倫理学」 この本を読んだきっかけ この本、実はかなり前から気になっていました。 大きな書店の哲学コーナーでは大抵平積みになっており、タイトルもさることながら、この特徴的な表紙に惹きつけられていました。しかし、いつか読もうと思いつつなかな... 2023.05.09 本
本 遠藤周作、またの名を狐狸庵先生 遠藤周作「ぐうたら人間学」 この本を読んだきっかけ 遠藤周作といえば「沈黙」、または「海と毒薬」といった、重々しい小説が思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。キリスト教信者ということで、宗教的な作品が多い印象です。 私は高校の時の課題で「沈黙」を必ず読... 2023.05.06 本